「家賃収入でセミリタイア&世界一周!ふんどし王子の出版記念セミナーin東京」に参加して来ました

こんにちは、サラリーマン兼業大家のTairaです。 ふんどし王子(@fundoshiouji)の二冊目の書籍出版記念セミナーが素晴らしかったので感想をまとめました。

セミナーを簡単に言うと

「ふんどし王子の本やブログ、コラムを全て読んでいたとしても、新しい学びがあるセミナー」です。

講師はどんな人?

ふんどし王子は23歳から不動産投資を始めて、33歳で年収2250万円を達成された不動産投資家です。 中学生のときにロバート・キヨサキ先生の金持ち父さん貧乏父さんを読んだことがきっかけとなり、2009年にサラリーマンをしながら不動産投資を始めました。その後サラリーマンを卒業して、2019年3月に二冊目の書籍を出版されました。

セミナーのトピック

内容は中級者向けで、鬼のような分量(セミナーパートだけで約3時間半)でした。主なトピックは以下の通りです。

  • 国内金融政策の説明(マネーストック、マネタリーベースの増加、インフレ)
  • 有形資産と無形資産の違い
  • 今から新築不動産投資を始める場合のモデルケース紹介
  • サラリーマンの強みを活かしたローン活用方法の紹介
  • 世界一周旅行まとめ
78ページに及ぶ当日配布資料

良かった点

ふんどし王子の最新の投資状況と知識を聞けた点が良かったです。具体的には下記の通りです。

  • 新築不動産投資を始めるモデルケースを知ることが出来たこと
  • サラリーマンの強みとその活用方法がわかったこと
  • ふんどし王子が何を掘り下げて考えているかわかったこと
  • 懇親会で不動産投資家の皆様から刺激を受けたこと

新築不動産投資を始めるモデルケースを知ることが出来たこと

今から新築不動産投資を始める場合のモデルケースは参考になりました。ふんどし王子の経験が惜しみなく盛り込まれており、特に土地の購入方法は必聴です。投資を始めた初期は物件をどの順番で買うか(融資を引く順番)が重要だとわかりました。不動産を買い進める為には金融機関から融資を引ける状態を維持する必要があるからです。

金融機関の物件評価方法も参考になりました。建物構造(木造、RC造など)と広さで物件評価をすることが多いようです。 建物価格は、同じ構造同じ広さでも建築会社やその仕様によって1000万円単位で上下します。しかし金融機関の評価は同じ木造なら低価格な建物も高価格(で堅牢)な建物も大きな差が生じないことがあるということです。もちろんケースバイケースですが、物件を新築する際は注意すべき点だと思います。

サラリーマンの強みとその活用方法がわかったこと

サラリーマンの強みは金融機関から融資を引けることです。サラリーマンが持っている社会的な信用(=商品)を資金に変えるという視点は目から鱗でした。 住宅ローン、事業ローン、フリーローンやマイカーローンの違いと活用方法について、具体的な商品名を交えての説明だったので理解しやすかったです。融資に関する情報は発信が難しいものだと思います。理由は審査基準が変化したり注意が必要な事柄が多いからですが、その情報を得られたのはセミナーに参加して良かった点です。

逆に言えばサラリーマン卒業は個人で融資を引けるという強みを手放すことになります。 サラリーマン卒業を目指す場合は早い段階から法人を作り、法人として金融機関から融資を引ける信用を積み上げていくことが重要です。そのため月々のキャッシュフローを十分確保出来たとしても、サラリーマンを辞めるかどうかは別の観点で判断する必要があるとわかりました。

ふんどし王子が何を掘り下げて考えているかわかったこと

ふんどし王子は自分の頭で資産を増やす方法を考えて(探して)います。ご本人のお話を聞いて、考える量とアンテナ感度のすごさがわかりました。私が資産を増やす方法について考えている量を1とすると、ふんどし王子は10(100かも)はあります。

それも大きな枠組みから小さな事柄まで一貫して思考が及んでいます。資本主義の中で労働者から資本家側に移るという発想から始まり、日本の金融緩和(世に出回っているお金の増加)に乗る、県の女性起業家支援運動の利用、不動産の分筆制度の利用、金融機関の融資基準の見極め、ローンの組み換え、さらにクレジットカードのポイント活用に至るまで及んでいました。

特に資産形成に繋がる知識の掛け算を常に考えているように感じました。例えば不動産投資の本を読む、女性起業家支援制度を知る、ローンの種類や融資基準を知るだけでは知識は点と点の状態ですが、この3つを組み合わせると出来ることが見えてきます。 いわゆる1を聞いて10を知ることが出来る状態なので、 ふんどし王子には鬼のような数の引き出しがありそうです。

最後に情報発信の大切さです。ブログなどで不動産投資の情報を発信し続けると、それを読んだ方から不動産投資の情報(知識)が届くようになります。集まる情報の量と濃さが増えるので知識の掛け算の効果は高くなり、お互いにメリットが生まれます。こうした人と人の繋がりが無形資産で、ふんどし王子はその大切さを強調されていました。

懇親会で不動産投資家の皆様から刺激を受けたこと

不動産投資家の方やこれから始めようとされている方と話をするのは楽しかったです。投資家の方々が物件買っている基準やその基準に至った理由も各々違いがあって面白かったです。経験が長くて所有物件が多い方ほど基準が明確な印象でした。

ふんどし王子は「飲み会の会話から黄金の一言が生まれる」と仰っていました。実際に懇親会で話をしたある不動産投資家の方(年間CF1000万円以上のようです)が仰っていた「不動産投資はミドルリスクミドルリターン。ロジックが通用する分野だから、きちんと考えて行動すれば成果は出る」という言葉が私に刺さりました。

また二十代前半~半ばの方が少なからず参加されていたのが印象的でした。すでに物件を買うために融資を申し込んだという方もいて、行動の早さに驚きました。

まとめ

参加して良かったです。特にセミナーの新築不動産投資やローンの話はついていくのが大変なほど濃い内容でした。また懇親会で参加者の皆様と、 他では出来ない所有物件や法人設立の話が出来たのは楽しかったです。

あと個人的なことですが、書籍の題名入りの赤ふんどしをふんどし王子にお渡ししました。ふんどし王子が2019年8月にブログに書いた目標を達成した記念になればと思ってお渡ししたところ、懇親会ではそのふんどしで舞を披露していただけたのが嬉しかったです。ふん様、ありがとうございます!

ふんどしの舞を踊っていただきました

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